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文字って…いいよね。

知識武装 ~言葉の戦闘力~

みなさん、アニメや漫画はお好きですか?

ここ最近鬼滅の刃がものすごく流行っていて、私じつは見たことも読んだこともないんですが流行りに遅れまいと今更ながら見始めようかと考えています。

 

さて、鬼滅の刃のようなヒロイックな戦闘漫画には「戦闘力」がつきものです。

言い換えるなら「強さ」でしょうか?

私の知っている漫画でお話しするなら、ドラゴンボールでは「戦闘力」とそのままの単語が出てきていますし、ジョジョの奇妙な冒険では(記憶があいまいですが)各スタンドの強さがグラフ化されたものがちょこちょこアイキャッチとして単行本の間に挟まっていたと思います。

 

ここまで雑談。

 

 

私は以前からとあるブログをちょこちょこ拝見しています。最近あまり更新がないのがさみしいのですが、そのブログ記事がおもしろいのなんのって。

ユーモアにあふれた言葉遣いと文体に引き込まれるような記事ばかりのブログさんです。

 

昨日ふらっとそこのブログの過去記事をみていて、思ったことがあります。

それは、ありていに言うと「語彙力と知識って大事だなぁ」ってことです。

 

私は仕事柄たくさんの人とお話しをするのですが、会う人は皆「普通の人」です。ビジネスマンとお話しする機会はほぼありません。いわゆるBtoCの仕事です。

そして私含む「普通の人」は自分の興味のあることしか知りません。

 

例えば私はパソコンと英語にはそれなりに造詣が深いと思っています。

だからパソコンとかIT関係の単語や英語関連の単語はある程度わかります。

でも先ほどのように鬼滅の刃の「竈門炭治郎」とか言われると「なんやそれ、そもそも名前か?」となるわけです。

 

こうなると、趣味が鬼滅の刃の人と話をすることは困難を極めます。

 

そこで思ったんですが、いわゆる「人脈の広い人」ってもしかして「ありとあらゆる話題に入り込める人」なんじゃないかなと。

言い換えると、「言葉と知識」の戦闘力が高い人がいわゆる「コミュニケーション能力が高い人」なんじゃなかろうか、と。

 

誰しも自分の好きなものの話をする人に嫌な気持ちは抱きませんよね?

 

たとえば私が英語の話をしているときに「形態素」なんて専門用語が相手からでてきたら、お、こいつわかってるな、ってなもんです。

 

人間って案外ちょろいんですよ。

 

さて、この人たらし・・・失礼、「コミュニケーション能力の高い人」になるには何ができるでしょうか。

 

一つは相手を質問攻めにすることでしょう。

私が「統語論的な観点からいうと・・・」といいます。

人たらしは「え、統語論ってなに?教えて!」と切り返します。

こうやって人から知識を得ていく。

 

ただ、たぶんこれだけでは十分ではありません。

「デキる」人たらしはそこからさらに一工夫するようです。

相手から得た知識の片鱗をググってメモを取っておくそうです。

私の一番身近な人たらしが言ってました。

 

それもそのメモを取る場所が、次にその人と会う日のスケジュール欄だそうです。そうすれば嫌でも目に入るから、とのことでした。

 

そして次に会うときには「〇〇さん、このまえは貴重なお話をありがとうございました!自宅に帰ってから気になって調べたんですが、××という考え方もあるそうですね!」

だそうです。

こりゃーたいていの人はコロっといきますわ。

 

これを手帳なりなんなりにデータベースとして蓄積していけば、並大抵の話題にはついていけそうですよね。

私もこの話を聞いてから真似するようになりました。

まぁ、まだ件の身近な人たらしこと「先輩」には及びませんが。

 

 

ということで、本日はアナログでもデジタルでも、ましてや書くことにも関係のない話題でしたが、案外大きな枠組みで「言葉」を見ると、「知識」によるところが大きいことが実感できました。

本を読めば高尚な文章が書けるかもしれません。でもそれに中身が伴っていないと、ただ見た目を見繕っているだけのしょうもない言葉になりそうです。

 

しっかりと中身の伴う会話ができるよう、これからも精進していきます・・・

 

では本日はこのへんで。

 

おしまい