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手帳のつづけ方

こんばんは。

みなさんはこんな経験ありませんか?

「お!この手帳よさそう!」と思って買ったはいいけど、だんだん使いづらいところが見えてきた・・・

そしてだんだん使わなくなっていって、結局1年通してあんまり手帳を使いこなせてる気がしない・・・

 

私はこれを年に3~4回繰り返します。

そして私の手元には四半期ごとにあたらしい手帳が。

収集癖と飽き性の合わせ技たるや、という感じ「でした」。

 

でも今はなんとなく使い方が定着してきたのでそのお話をしたいと思います。

 

 

 

まずは私の手帳遍歴から。

すぐに「手帳のつづけ方」を見たい方はぜひ、次のセクションまで飛んでくださいまし。

 

 

私の手帳遍歴

 

大学生になりたてのころ、とあるウェブサイトで大学生になったら手帳をもて!と書かれていて、そこでおすすめされていたほぼ日手帳を妄信的に購入しました。

それが私の「本格的な」手帳の旅の始まりでした。

 

ですがほぼ日手帳は1日1ページ。大学生として授業とバイトが日常のほとんどだったので、大学の授業は時間割、バイトはシフト表で十分事足りていました。

そしてだんだんと1日1ページが負担になりはじめ、ほぼ日手帳で検索すると出てくるようなインスタ映えの手帳には到底たどり着けないと悟りました。

そしてほぼ日手帳は約2年継続した結果、他のものに乗り換えようと決心しました。

 

次に選択肢に上がったのがトラベラーズノート

週間レフトから始まり、リフィルをとっかえひっかえした結果、ここで初めて週間バーチカルの使いやすさに気づきました。

もリフィルが高すぎて、また「理想の形」≒インスタ映えする手帳が作れなくて断念。

 

 

そして出会った学生生活最後の手帳が、バレットジャーナルでした。

その時ちょうど学校のとある団体に所属していて、タスクが山積みになりました。

だからバレットジャーナルがちょうどいいな、ってなったので、タスク管理用に始めた感じです。

 

 

時は経ち、社会人になったこと、環境が急に変わります。

タスクどころか顧客折衝や外訪、会議などなど自分のペースでできないことが死ぬほど増えました。

結果、バレットジャーナルでは対応しきれない事態となり・・・

 

そこから3年半(これで最長)使い続けることとなったのがなんと、超古典的。

「システム手帳」でした。

 

初期の相棒がこれで、

 

 

 

今の相棒はこれ。

 

 

 

〇捨てられるという自由、好きにするという自由

 

最終的にシステム手帳に落ち着いた私ですが、その使い方はいたって普通です。

市販されている普通の週間バーチカルのリフィル(綴じる紙)とメモ用紙。

それ以外、特殊なリフィルはいれていません。

 

そして、このスケジュール欄とメモのみ、というのが私流の手帳のつづけ方です。

(飽き性の)私がこの手帳をずっと使い続けられている理由はこのシンプルさにあると思います。

 

単純に言えばですが、予定管理の観点で言えばGoogleカレンダーのほうが圧倒的に便利ですし、メモの観点で言えば市販のB5とかのノートのほうが容量も大きいはずです。

 

じゃあなぜ私がこのやり方にたどり着いたのかというと、「手帳に求めること」が明確になったからです。

 

私の場合・・・

  1. 収集した情報を吟味して、必要なものだけいつでも手元に置いておきたい
  2. たまに整頓して、入れておきたい情報をグループ分けしたい
  3. たまに情報を入れたいグループが変わるかもしれない
  4. ついでにスケジュールも管理したい

 

この4つが手帳に求める要件でした。

そのためには重くても、分厚くてもよくて、その他が多少不便でも問題ないな、と思っています。

 

結果、メモを取って、必要な情報だけを集積し、とっかえひっかえしつつ常に「今に最適」な状態に保てるシステム手帳が便利だなーという結論になり、今に至ります。

 

 

さて、まとめましょうか。

 

手帳が続かない!と嘆く方はずばり、

「手帳に何を求めていますか?」

これに答えてみてください。

 

あなたの答えが例えば、

  • 「日々の業務を管理したい」ならばタスク管理最強のバレットジャーナル
  • 「予定だけわかればいいから軽いやつ」なら能率手帳などの綴じ手帳で軽量小型のもの
  • 「今日やったことのログを取っていきたい」ならほぼ日手帳
  • 「いろんなところの記録をいろいろ残したい」ならトラベラーズノート
  • 「とにかくアイデアやメモを整理したい」ならシステム手帳・・・

 

などなど!

今や手帳自体は本当に多種多様に販売されています。

だからこそ、軸をもって選ぶことを意識してみてください。

 

そしてたぶん、日々手帳に求めることは変わってくると思います。

最初はログを取りたかったけど、やっぱり重たいから軽いやつにしたい、とかね。

 

そうした手帳に求める「次の段階」は必ずどこかにメモをしておきましょう。

それが致命的ならすぐに買い替えればいいし、もうちょっと使えそうならば1年間使ってもいい。

 

手帳は1年に1冊、って別に決まってるわけではありません。

実際、手帳沼にはまっている方は3冊持っている、とかもザラなようですし。

「手帳」をつづけるのであれば、「こうだったらいいな」をどんどん自分なりに解決していけばいいんです。

使いたい理由を見つけるんじゃなくて、使わない理由をなくす。

すると手帳が非常に大切な友のように思えます。

こうなると、手帳は続きます。というか続けざるを得なくなります。

 

こうやって、自分に必要な要件と不要なことを洗い出して分類して、手帳に書き込んでおいて「どうすればいいか」を考えてみる。

そして考え付いたらやってみて、考えつかなかったらググってみる。

 

こうやっていくと、だんだんあなたの手帳は育っていきます。

愛着がわいてきたらこっちのもんで、あとは勝手に体が手帳を使います。

 

まずはとにもかくにも、今の手帳にあなたの「要件定義」をしてみましょう。

今自分の主軸になっているものは何か?お仕事ですか?家族ですか?

じゃあその主軸に対して必要なページってどんなページですか?

「常に手元に置いておきたい内容」ってどんなものがありますか?

 

それを手帳にくっつけていきましょう。

必要なシートがあればExcelとかで作ればいいんですよ、あなたの手帳サイズにあわせて。

そして挟み込むなり、のりで貼るなどして、あなたの手帳を育てていきましょう。

 

育ったなーと思ったら、ぜひツイッターやインスタグラムにアップしてみてください。

私もこそっと見に行ってニヤニヤしておきます。

 

さて、手帳のつづけ方、という記事でしたがまとめておきましょう。

 

ざっくりというと、

  • 手帳に求める要件を定義しておく
  • 手帳を「使わない」理由をひとつづつなくしていく
  • どうしても「使えない」のであれば、自分でページ(シート)を作るか、そのシートがある手帳に買い替える
  • いつでも手元に置いておきたいもの(写真・名言・情報など)を手帳に入れておく

 

これくらいのことをすると、手帳を使う回数はぐっと増えますよ。

 

それでは、皆さんの手帳がよりよいものになることを祈っていますね。

 

おしまい。