みなさんこんばんは。
普段は手帳とか万年筆とかの話ばっかりしているわたしですが、実は英語にもそれなりに造詣があります。
と自分で言うのもなんですが・・・
TOEICは最高スコアで860、最新(といっても6年くらい前のものですが)が845でした。えっへん。
それで・・・
残念なことに今、かのウィルスのせいでソーシャルディスタンスを維持し、3密を避ける目的のため、受験が抽選式になった、というニュースが流れました。
しかもその抽選倍率は驚異の4.3倍!
実に4人に1人しかTOEICを受けられない計算です(・・・よね?)
でもわたし個人として、
勉強の機会は失われてはならない!
という考えをもっています。
ということで本日は、自宅でできるTOEICの学習方法をお伝えします。
がんばれ、英語を学ばんとする人たちよ!!
TOEICの勉強方法はいくつかわかれている、とわたしは考えています。
まずはステップにわけて、勉強方法をおつたえしていきます。
英語が完全にはじめまして
たとえば中学英語からやりなおさないといけない、そもそも英語に「拒否反応」をしめす、という方はこのステップからどうぞ。
やりかたは単純です。
学校の教科書を読みましょう。
ついでに学校採択のワークや、教員向けの指導書もあれば最高です。
基本的に英語は積み上げ型、と言われており、中学1年の内容がわからなければ、2年生の内容はわからない、という仕組みになっています。
まぁわたしの持論としてはべつにそんなこともないんですけど・・・
なので、本当の初学者、初めて英語に触れるよ、という方は大型書店で学校の教科書を買ってきましょう。
これほんとうに重要です。
中学校でならったように、英語を読み書きしていきましょう。
中学英語ならわかるよ!でも高校英語は無理だよ!!
という方はですね・・・
一言だけアドバイスです。
英文法のほとんどは「中学英語」で完結します。
ということは、「高校英文法」というものはあくまでも語法の解説、つまり単語の使い方や中学文法を深掘りして特殊な用法を追加していくものなんです。
ということは、その「語法」「特殊用法」が載っている本を探せばいいわけですが・・・
個人的には2点あります。
これと
これです。
上のForestは、文法書に分類されるものです。
高校で学ぶ英文法を網羅して解説している本なんですが、これは
読まないでください。
ちょっと横暴な言い方ですが、この通りです。
Forestは読むんではなく、「引いて」ください。
つまり、TOEICの学習をするにあたってわからない文法がでてきたときに、辞書代わりに引く、というタイプの本です。
一方Next Stageは語法・文法が「用法・例文・訳・解説」とことこまかに乗っている本です。
TOEICに出題される語法問題などのほとんどはこの「ネクステ」に載っています。
つまりこっちは
穴が開くほど読んでください。
通勤・通学時間で死ぬほど読んでください。
これが力になります。
ついでに言うと、単語帳はいりません。
このウェブサイトから、AWLというものを覚えてください。
アカデミック・ワード・リストというリストです。
AWLは「高度な英語において頻出の単語」です。
TOEICにはここの単語が頻出します。
ここはブックマークするなり、印刷するなりして暇を見つけて覚えてほしいところですね。
学校英語ならなんとかなる!あとは慣れたい!
そんな方は、徹底的に模試を受けることをお勧めします。
というのも、わたしがTOEICを勉強したいという人に口をすっぱくして伝えていることがありまして・・・
それが、
TOEICは間違い探しだ!
ということです。
一見して難しい問題だとしても、よくよく見てみると実は超簡単な「ありえない単語」を省く問題だったり・・・
ぱっと思いついた一例ですが、
He ( ) to study English.
1) start (3単現の-sがない)
2) started (正解)
3) have started (主語Heなのでhasじゃないと)
4) starting (動詞がないので-ing形は使えない)
のような。
ちょっと簡単すぎますかね・・・でもこういう「簡単な」問題が頻出なんです。
使っている単語が難しいのと、時間制限のせいで焦りがうまれることでTOEICは「難しい」という印象を与えてしまいます。
ということで、ある程度英語の実力をつけた方は、下記のような「公式問題集」や公式サイトで展開されている模擬試験を受け続けることをおすすめします。
特に公式問題集は実践に近い形ですし、十分練習にはなります。
下のほうの公式問題集は1~6あるはずです。
TOEIC公式サイトの模擬試験はこちら。
これだけ演習問題を解きまくれば、実際に受験する機会に恵まれたときに十分な実力を発揮できることでしょう。
参考書はつかうべき?
TOEICは非常に有用なテストです。
そのため多くの出版社がこぞって「参考書」を出版しています。
で、それらの参考書を使うべきか否か・・・ですが・・・
個人的には「どっちでもいい」が答えです。
わたしは参考書があったほうが当然効率はいいと思いますが、「自分に合わない参考書」を選んでしまったときは効率がガクッと落ちます。
こればっかりはおすすめするものを選べなくて・・・ですね・・・
いくつか候補はあるんですが、「わたしに合うもの」が「みなさんに合うもの」とはかぎりません。
なので、参考書については正直、「本屋さんにいって読んでみてください」としか言えません・・・
とくに「これ!」という参考書が見つからないのであれば、上記におすすめした「学校教科書」や「Forest」、「Next Stage」を利用するのが最良だと思います。
まとめ
昨今の状況をみてみると、TOEIC運営(ETS)の判断も妥当なものでしょう。
こればかりはしょうがありません。
だからこそ、今はおうちで力を蓄えましょう。
とくに受験や就活で「どうしても」TOEICのスコアを提出する必要がある人が、優先して受験できるように・・・
わたしたち大人はすこし受験を控えるべきなのかもしれません。
社会としても、例えば学校単位、会社単位で模試を実施し、そのスコアで判別するといった手法を取る必要もあるかもしれません。
TOEIC公式の受験がむずかしい、なら自分たちのできる範囲の勉強をしていきましょう!!
ということで、本日はTOEICの倍率が4倍を超え、4人に1人しか受験できなくなってしまった。
そんななかでもできる「勉強」はきっとあるはず!というお話でした。
わたしたちが無理せずできる範囲で、やれることをやっていきましょう!!
それでは今日はこの辺で・・・
おしまい。