みなさんこんばんは。
本日は、最近ちょっと熱を入れて記事にしている「手帳の使い方」のお話です。
いやむしろ「今日も」だな、とも思いつつ、つらつらと書いていきます。
ここ3週間くらい、週末休みのタイミングを見計らって30分ほど時間をとり、「先週の予定」を振り返る、「来週の予定」を見る、という
「週の境目」の時間
を作っています。
これがだんだん身に染みて「大事だなぁ」と思えてきたので、せっかくなので記事にしてみます。
時間に「区切り」はない
この習慣を始めてあらためて感じたことが、
時間にくぎりってないんだなぁ
ということです。
1週間は7日、1日は24時間、1時間は60分、1分は60秒・・・
わたしたちは便宜上「区切り」を使ってはいますが、実際の「時間」って連続してるじゃないですか・・・
ってことばにすると難しいですが、ごくごく当たり前のことだと思います。
でもこれが案外、ほんとうに案外やっかいなものでして・・・
手帳を使って振り返りをしようとします。
たとえば、9月20日の10時から11時半は会議だった、としましょう。
でもその会議のための準備があるわけで、そのときもしかしたら9時半からすでに会議室に入ってイスや机を配置し、ホワイトボードを掃除してからペンのインクを確認したりしたかもしれません。
これって手帳の上では「10:00~11:30 会議」なだけですが、実際にはもっと連続的に時間を使っています。
他にも例えば通勤時間の話とか。
わたしの場合、通勤に約40分ずつかかるので往復約80分。
この80分って何をしてたんでしょうね、その日のわたし。
こうやって考えていくと、1時間とか1分とか1日とかいう単位はあくまでも「めんどうだから区切ろう」っていうただの単位にすぎない。
ちょっと哲学的になっちゃいましたけど・・・
連続する時間をどうやって管理するか
ここ数週間、こういうことを考えながら「振り返り」をやってきたわけですが・・・
まだこの課題をどう乗り越えるかの結論は出ていません。
いわゆる時間効率化みたいな本でも読めば簡単な「こたえ」は出てくるとは思うんですが、それではだめだ、と思っています。
わたし自身が腹の底から「こうだ」と思える答えを導くしかないと。
で、今のところこの問題に対する一定の答えが、「予定に対してY/Nチェックをつけること」だったんです。
この記事で「スケジュール欄には自分の選択も書き込むんだよ」と書いています。
これって、自分が「どう時間をつかったのか」を可視化する一番の手だと思うんです。
自分のたてていた予定よりも優先度の高いことが起こった、想定外のエラーが起こった、相手が予定をキャンセルしてきた・・・
いろいろ「予定外」になる原因は考えられます。
これを書き込んでおかないと、あとから「あの時を振り返る」ことはできないと思うんです。
1週間を振り返る、って何をするの?
閑話休題。
主題をもどしまして、「1週間の振り返り」ってなにをするのか?について考えてみます。
わたしは基本的に「予定は変わるもの」というスタンスで生きています。
予定した1日を予定通りに過ごせるなんてたぶん機械くらいでしょう。
わたしたちが脳を働かせている限り、イレギュラーは起こります。
で、振り返るべきものって、
イレギュラーが起こったときの「自分の判断」
だと思うんです。
つまり、「あのときの判断は正しかったんか?」をあとから振り返って「じゃあ次はこうしよう」につなげる。
これはGoogle危機管理チームの話に着想を得ています。
あの「すべての障害は未経験であるべきだ」のやつです。
詳しくはこちらをどうぞ。
この「すべてのミスは未経験であるべきだ」の意思のもと、「あのときはこう判断したけど、こっちのほうがよかったな」を積み重ねていく。
たとえば「帰ったら筋トレをしよう!」に対して「呼ばれたからゲームした」となった場合・・・
なにを根本的に変えればいいんでしょうか?
考えうる改善は、例えば
- ゲームの電源ケーブルを抜いておく(やるときだけ差す)
- 筋トレは自宅近くの公園でやる(家に帰る前に筋トレ)
- ゲームメンバーのLineの通知は切っておく
とかがあると思います。
こういった、行動ベースの改善をどんどん積み重ねて、手帳のメモ欄とかに「こういうときはこうする」リストをつくっていくのが「振り返り」としては最適だと思うんです。
いうなれば、
自分専用ナレッジベース
みたいな。
このナレッジベースの更新を週1回ペースでかけていくことこそ、手帳を使った「1週間の振り返り」にあたるのではないかな、と(今のところ)思っています。
まとめ
今日は「手帳を使って振り返る」ことは「やっぱ大事だなぁ」という記事でした。
手帳の振り返りでは、
- 自分の「その時の選択」をきちんとスケジュール欄に残し
- 「その時の判断」の正当性を検証し
- 「ナレッジベース」として保存する
ことが大切だと思います。
あくまでもわたしなりの意見ですが・・・
最後に、わたしは文房具大好きマンなのでそういう関係(手帳の使い方やメモの取り方など)の書籍はたくさん読んできました。
その中でも「1週間の振り返り」や「翌週の予定を立てること」の大切さはどの本でも紹介されています。
それだけ大事だと、それなりに思考を重ねた人が言っているのにもかかわらず、多くの人が実践できていないんじゃないかなと思います。
わたしもそうですし。
こういうものって、行動に移したもん勝ちですから、思い立ったときに行動していきたいものです。
ということで、みなさんの手帳にも、今週土日あたりのどこかに30分から1時間くらい、「手帳振り返り」と予定をいれてみてくださいね!
もしも時間が取れなくても大丈夫、ちゃんと「その時間はこっちを優先した」と実際の行動をかくだけでも変わってくると思います。
それでは、今日はこの辺で。
おしまい。