みなさんこんばんは。
人生初の9時5時平日週5日勤務になりました。どうも、わたしです。
しかも新プロジェクトのたちあげだから残業が増えに増えててえらいことになっています・・・
さて本日は、クラウドファンディングのペンではありますが、面白い『型破り』な万年筆をみつけたのでお話していきたいと思います。
その名も【PREMAD PEN 書道】!!
ためわたしも手元にもちあわせているわけではないんですが、サイトや動画を見た感じからお伝えします!
ということで、本日はこちらの【PREMAD PEN 書道】をご紹介です。
まずはどういう万年筆なのか見ていきましょう!
特許を取得!?両面をペン先として使える型破り!
通常万年筆っていうのは、ペンポイントと呼ばれる「万年筆と紙が触れる部分」に玉のような部分がついています。
で、ペンポイントからペン先全体には切れ込みがあって、その切れ込みを伝って毛細管現象(細い切れ込みなどだと水は浸透圧で勝手に切れ込みの隙間を上がっていく現象)でインクをペン先に送る仕組みをしています。
そしてペン先と紙が触れ合ったときに、ボール状のところからじわっとインクが広がって字が書ける、という仕組みなんですよ。
ペンポイントの役割はインクを一定量ずつ紙に送ることと、紙にひっかからないようにすること。
なのでペンポイントがとれちゃったり、使い込むことで摩耗したりしたら、たとえば「ガリガリ」感がつよくなったり、インクがかすれたり・出すぎたりします。
それくらいペンポイントは書き味に大きな影響をあたえる部品なんですよね。
で、通常そのペンポイントはペンの片側にしかついていません。
万年筆ってただしい向きでしか書けない、まちがった使い方をするとインクがでない、みたいなの、聞いたことありませんか?
それはこのペンポイントが片側にしかついていないせいなんです。
その常識をひっくり返したのがこの万年筆。
見た感じ、ペンポイント自体は「万年筆」として使うときの『側』にしかついていませんが・・・
筆ペンとして使う『側』は、ある意味万年筆として見たら禁忌ともいえる、ペンポイントなしでインクを送る、という構造をしています。
これでちゃんと書けるなら本当にすごい技術だと思いますね・・・
そりゃ特許も取れるわ・・・と。
裏返すだけで万年筆から書道筆ペンに早変わり! 職人の魂がこもった唯一無二の万年筆
似たようなペンってあるの?
とはいえこの【PREMAD PEN 書道】、あくまでもクラウドファンディングの段階です。
なのでどう頑張っても「今すぐ、手元に!」というわけにはいきません。
でも万年筆と筆ペンの間のようなペンは存在します。
せっかくなので今回は2本、ご紹介しましょう!
セーラー万年筆:ふでDEまんねん
万年筆っぽい筆ペンといえばこれでしょう!
セーラー万年筆から出ている、『ふでDEまんねん』です。
たとえばこの時期なので年賀状のあて名書きとか、ちょっとちゃんとしたお手紙とかにぴったりです。
また、品質も日本が誇る万年筆メーカー、セーラー万年筆製品ですので折り紙付き。
こちらの特徴はペン先が【PREMAD PEN 書道】とは逆方向に折れ曲がっていて、通常の持ち方で筆ペンの書き方ができる点ですね。
セーラー万年筆:長刀コンコルド
セーラーってこういうのに強いんですかね?
こちらは「商品」ではなく、ペン先の「つくり」です。
セーラーは長刀とかコンコルドとかいろいろな『特殊ペン先』を作っています。
その一つである「長刀コンコルド」。
これが、【PREMAD PEN 書道】と似たような形のペン先になります。
こちらの商品も同様に、通常の持ち方だと普通の万年筆として、裏向けに書くと筆ペンっぽく、という書き味が堪能できます。
【PREMAD PEN 書道】と同じ仕組みではあるのですが、やはりネックはそのお値段・・・
セーラー万年筆の品質は折り紙付きなので、ちょっと奮発してもいいから品質のいい両面ペン先の万年筆がほしい!という方はこちらも候補になるかもしれませんね!!
まとめ
ということで本日は、【PREMAD PEN 書道】のご紹介でした。
両面がペン先になる!というのは万年筆にとってほんとうに型破りです。
なんというか、アイデアは出てもそれを実現する技術が・・・みたいな技術のはずですので、クラウドファンディングとはいえ1万円クラスで両面ペン先の万年筆が使えるというのは革命的ですね!!
もし「我こそは!」という方がいらっしゃいましたら、ぜひクラウドファンディングに参加して入手してみてください!
それでは今日はこのへんで。
おしまい。