みなさんこんばんは。
今日は・・・
なんかお題があったんで書いてみました。
面白くもないかもしれませんが、塾の先生をしていたド文系がIT企業に転職するまでのことの顛末をご紹介したいと思います。
もう先に言ってしまうとですね、
人生なんだかんだなんとかなる
ということをお伝えできればと思います。
そもそもなんで転職したのか
そもそも塾の先生になった理由なんですが、わたし英語がそれなりに得意なんですよ。
TOEIC860が最高スコアでして。
まぁ最高スコア取得から約8年受験すらしてないんですけど。
英語をかれこれ25年超やってくるなかで、英語のおもしろいところが見えてきたんです。
そしたら次に自分の使命として、それを次の世代につないでいかないといけないな、と。
そういう使命を自分なりに「背負って」じゃあ学校の先生か塾の先生かな、と。
その中でも自分の好き勝手に英語に対して熱弁できるのって塾なんちゃうかなぁと思って塾講師になったんです。
で、塾に入ったんですが
とにかく激務でした。
転職理由は以上です。
毎日2時間程度はサービス残業、休日出勤(サービス)はお手の物、労働基準法?なにそれ。
わたしが転職した顛末
じゃあ実際に「あ、これもう無理や」って思うに至ったわけですが、明確なタイミングがありまして。
帰りの電車、終電だったんですけど、
「これ飛び込んだらハッピーなのでは?」
って思ったんです。
その時ギリギリ思いとどまった理由もまた面白くて、
「これ終電やし、止めてしもたらこの電車乗ってる人迷惑するなぁ」
でした。
自分の人生 < 見ず知らずの人の1日
になってたんです。その時。
このときにわたし、初めて自分の人生に疑問を持ちました。
電車の運転手さんヒヤッヒヤだったでしょうね。
ホームギリギリに立ってる20代の男、対岸の誰もいないホームを見据えてボーっとしてるんですから。
この帰りの電車に無事乗ったわたしは、その電車の中で新しい会社を探しました。
しかし、塾の先生ってものすごく「専門職」なんですよね。
自分のスキルを活かせる場っていうのがどうあがいても「勉強」しかない。
なので、未経験歓迎から探すしかありません。
で、わたしの強みは英語・・・でもそれだけじゃ弱すぎる。
そして思いついたのが、わたしの趣味である「PC」でした。
パソコン、大好きなんですよね。手帳やペンと同じくらい。
その結果、外資系企業を相手にするIT技術者派遣会社を見つけました。
そのときにはじめて「ネットワークエンジニア」という言葉を知りました。
今もし転職を考えている方がいらっしゃるなら、わたしからのアドバイスとして
自分の強みから探すのも大事ですが
その時の気分的に「おもしろそう」を
探すのも大事です。
その翌月、去年の12月ですね。
上司と年末の面談をする運びになりました。
そこではっきりと「やめます」と伝えました。
この時はさんざん言われましたね・・・
「それは逃げているだけだ。もっと仕事に本気で向き合え」とか、
「〇〇くんの人を引き付ける力は一級品だからやめてほしくない」とか。
あ、ちゃんとその時にわたし、
「その言葉、半年前に言ってくれたらもっと変わってたかもしれませんね。でももう無理です。年度末で退職するので、上長へエスカレお願いします。」って伝えました。
こういうときにバチっと言い切るの気持ちいいですよね。
ここまで強い意向を伝えると、ある程度の規模の企業だとどうしても手続きをすすめる必要があります。
ちなみにこの時のわたし、これで話が進まなかったら4月末(塾の教員入れ替わり時期)に退職代行に行くつもりでした。
というかその旨も上司に伝えました。
どうしても引き留めにあう、という方はこれ使ってみてください。
あとは人事面接を経て、晴れて退職です。
転職先は天職だった
死ぬつもりだったのが電車の乗客のみなさんに止めていただいたあの日に見つけた会社2社のうち、片方に内定をいただいたのが2月中旬。
2月から4月(退職時期)までは、見ず知らずの環境に向けて死ぬ気で勉強しました。
転職先が「ネットワークエンジニア」だったんで、会社から指定された資格を半年以内に取得する必要がありました。
CCNAという資格ですね。
内定が出た日に参考書を買いに行き、本当に畑違いのことを勉強し始めました。
IPアドレス、MACアドレス、DNSサーバー、ルーター、プロトコル・・・
PC好きなら聞いたことある用語ではありますが、実際に何がなんだか・・・
というのが最初の印象でしたが、参考書を読み進むにつれて、霧が晴れていく感覚を覚えました。
もしかすると、転職による気分の入れ替わりもあったのかもしれませんね。
でも自分が知っている言葉や用語の意味がなんとなくでも分かるようになる気持ちは、何とも言いがたい快感でした。
ここでわたしは初めて、「これは天職だ」と思いました。
出社すらしてないのに。
現場に派遣されたら「この世にはこんな会社があるのか」
わたしが就職したのは「技術者の派遣会社」です。
つまり、別の会社(契約先)に派遣される立場です。
なので正直不安もめちゃくちゃありました。
わたしが入社した直の会社はすごくいい会社で、人もいいし制度も整ってるし最高だったんですが・・・
もしも派遣先がヤバいところだったらどうしよう・・・
そんなことを考えてCCNAの勉強に励む5月から8月。
8月、晴れて派遣先が決まりました。その結果が
- 定時を超えても居ると怒られる
- 「明日有給とります?人いますしいいですよ」(昨日の出来事)
- オンラインゲームのエンドコンテンツ早期攻略勢×2
- FPSゲームの上位10%の猛者×2
- PC自作勢×3
えっと・・・・
仕事自体は光回線の敷設とか、サーバー周りのインフラ整備とか。
あとサーバーの状態監視ですね。
何かあったら大忙しですが、日常では平和にゆったり過ごす毎日です。
転職に「周り」は関係ない
ポジティブな、自分のキャリアアップのために転職を!という方、素晴らしいと思います。
でも、逃げとしての転職も、大いにありです。
ちょっとわたしらしくないですが、
自分の人生に責任を持つのは自分です。
あなたの人生、上司や周りに決めさせる必要はありません。
あなたが「もう無理」と思ったらもう無理なんですよ。
だから自信をもって、転職を選んでください。
お題では「エンジニアのキャリア」でしたが、べつにエンジニアに限ったことではありません。
エンジニアって転職がぽんぽん起こる業種だからこういうタグが生まれているんだと思うんですが、
初心者からエンジニアもわりと簡単に
「未経験から転職」できました。
実体験です。
最後にエンジニア歴半年のわたしから、これだけは大事だ!という心構えです。
- 新しいこと、知らないことに怖がらずに飛び込んでみる。
- Googleは偉大。だいたい調べたら出てくる。
- 「興味」はGoogleの次に偉大。自分の調べたいものを見つける。
- プログラミングは、まず「自分の欲しいもの」を作ることから始める。
- 面接官の態度が「上から」な企業は「社風が上から目線」
ということで、今日はうちのブログっぽくない記事でしたが・・・
なんか前にもこんなことあったな。
さて、では今日はこのへんで。
おしまい。