みなさんこんばんは。
いやもう1週間ちがえばこんなに違うかってくらい寒くなりましたね。
コートにマフラー、手袋もだしてきて、万全の体制になりました。
みなさんは、『手記』という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
「手記はここで終わっている。」みたいな表現もよく使われますし、小説などでも「〇〇の手記が見つかった」とかなんとかよく出てきますが・・・
はてさて『手記』っていったい何物なんでしょうか?
今日はそんな、手記とは何かを紐どきつつ、実際に作り始めてみようと思います。
手記?日記??日誌???
さて、まずは「手記」たるものの定義からいきましょう。
こういうときはね、ネットの力を借りるんですよ。
・・・と思ったんですが自宅にちょうどいいものがありました。
ちょっとね、知り合いのところから引き取ってきたんですよ、ついこの間。
この・・・
広 辞 苑
第四版なのでちょっと古いですが、まぁ調べる言葉が言葉なので問題ないでしょう。
さぁ、見せてもらおう!日本の知の集大成とやらを!!
はい。『手記』は後回しにして、『日誌』と『日記』を見てみましょう。
まずは『日記』。わたしたちがもっともなじみ深いタイプの言葉だと思います。
広辞苑によると『日記』は・・・
【日記】
①日々の出来事や感想などの記録。(中略)一般に、日誌よりは私的・個人的。(中略)
【-・ちょう(日記帳) 】
①日々の出来事や感想などを記録する帳簿。(後略)
【引用元】広辞苑第四版 pp.1957
一方、研究日誌、航海日誌とかで名前だけは聞くけど、いざ自分でつけたことがある!という人はどれくらいいるのか・・・
そんな感じの『日誌』は・・・
【日誌】(資料とするための)日々の記録。日記。「航海ー」
【引用元】広辞苑第四版 pp.1957
と書いてありました。
わたしなりの解釈でまとめますと、
日誌
- 研究や航海のような、一定の目的がある
- 目的達成のための資料の役割も兼ねる
- どちらかというと事実を淡々と書く感じ?(資料のためという意味で)
日記
- 日誌みたいに資料にするわけではない
- 個人的な「日々の記録」のようなもの
- 自分の感情を含ませた日々の出来事記録
みたいな感じでしょうか。
ではおまちかね、『手記』とは・・・
【手記】
①自分で記すこと。また、そのもの。自筆。自書。
②体験したことなどを、みずから書き綴ったもの。「-を残す」
【引用元】広辞苑第四版 pp.1227
え、思った以上に漠然としてる・・・
なんなんでしょう、「自分で書いていれば全部手記だぜ!!」みたいな漠然とした定義・・・
・・・なるほどなるほど。なんとなく見えてきました。
手記
- 自分で書いたもの
- なんでもOKだけど、体験を書いてればなお良し
- 記録することよりも、「書いた」ということが重要?
みたいな感じでまとめられるんじゃないかな、と思います。
つまり、日記、日誌、手記っていうと、
日記・日誌:出来事や自分の体験の「記録」メイン
手記:思ったことや感じたことを「書く」ことメイン
ということだと思います。
手記を・・・作る・・・?
ちょっと広辞苑ちゃんがあいまいな定義すぎて?マークだけが残ってしまいましたので、先ほどの定義で考えてみようと思います。
で、手記=「思ったこと・感じたことを書く」ものだとするならば・・・
わたし、つねに手記を書いていることになります。
ほら、ずーーーーっと昔に書いた記事の、測量野帳とかのやつ。
これとか
これとか
これもかもしれません。
え、これ手記やったんや・・・
そんなつもりなくつけてきてました・・・
普段生活していて、3つの中で一番耳にしない言葉のはずな「手記」ですが、あんがい身近にありました。
とにもかくにも、思ったことを思ったように書いてみる。
これだけで手記になる。
これは大きな発見です。
でもこれだけだと正直物足りないとも思います。
なので、「ちゃんとした手記」を作りたいと思います。
ちょっと重労働なんでちまちま進めますが・・・
わたしが過去に書いてきたノートたちを、1冊(に収まらなかったら増えますが)の測量野帳にまとめたいと思います。
なんてったってわたし、いつのことだか忘れましたが、何をとちくるったか10冊まとめて仕入れましたから。
なので、これからわたしのメモ帳たちをゆっくりと時間をかけて、1冊にまとめていきたいと思います。
こいつらですね。
すでにまがまがしい。
もちろん、大事なことだけを抜粋してまとめます。
じゃないとこの冊数をそのまま別の測量野帳に移すだけになりますからね。
またこのへんもちょこちょこ進捗報告したいなぁ、と思います。
どうでしょう、今日の記事、あんまりおもしろくなかったでしょうか・・・??
このあいだ散歩していてふと、「手記をつくってみたい」と思い立ったのでちゃんと調べて記事にしてみました。
が、ほぼほぼ徒労に終わりましたね。
まぁ次の目標として「ちゃんとした」手記をつくる、というのができたので良しとしましょう。
さて、それでは今日はこのへんで。
おしまい。