こんばんは。
本日は、1件のツイートからはじまった奇跡のノート、
通称『おじいちゃんノート』こと、『中村印刷所』の各種ノートをご紹介します。
ツイッターから始まった「あの」奇跡のことをご存じの方も、知らなかった方も、ぜひご覧くださいまし。
おじいちゃんノート・・・って?
『おじいちゃんノート』とは、2016年ごろにツイッターで非常にバズッたノートです。
作っているのは東京都の印刷会社さんである、「中村印刷所」様。
こちらの印刷所では、印刷業から製本業へ手をのばした店主の方が、
紆余曲折を経て「最高のノート」を作ろうとされるところから物語は始まります。
作られたノートの特徴は、「180度パタッと開くこと」。
これこそが最大の特徴ですが、驚きなのはその手法で日本とアメリカの特許を取得されたところです。
↑英語でも表記された特許取得を示すページ
市販されている「180度開く!」をうたっているノートは確かにたくさんあります。
ですが使ってみるとどうしてもページの境目(中央)が「ちょっと浮いている」感じがあります。
それをなくしたのが、こちらの印刷所のノートだったんです。
ですが・・・
おもったように売り上げが伸びず、困り果てた店主の方がお孫さんに、「友達に配ってくれ」と数冊のノートを託されました。
ここがターニングポイントになります。
そのお孫さんは、ツイッターでそのノートをシェアされたんです!
するとまぁ反響が大きいこと大きいこと。
気持ちわかります。わたしだって、「浮いてくるのをいちいち押さえつける必要のないノート」なんて欲しいですもん。万年筆でメモる用に。
その結果、在庫はあるが生産は追い付かないという未曽有の大事件に!
おじいちゃんとお孫さんの協力プレイで、すばらしいノートがわたしたちの手元に届くようになったのでした。
というのがこのノートのストーリーです。
新作はクラウドファンディングで!!
そして発表された待望の新作が、クラウドファンディングで購入可能になっています!
新作として展開されるのは、
- あざやかな黄緑色がうつくしい、A5サイズの『ALETS CARNET:Absinthe』
- だいたいバイブルサイズの綴じメモ帳『ALETS CARNET:Mémoire』
- 日本の「木」からできている『ニッポン森ノート』
の3種です。
個人的にはほぼバイブルサイズのメモ帳がものすごく気になります。
パタッと開ける、しかもバイブルサイズの綴じノートって最高に使いやすいと思うんです。
もしかすると測量野帳よりもサイズ感はいいかもしれませんね・・・
クラウドファンディングから正式に商品化されたらリピートすることになりそうです。
クラウドファンディングのページはこちらから!
実はAmazonにも売っている!?おじいちゃんノート商品!
新商品はクラウドファンディングだし、手が出しづらい・・・
でも一度、おじいちゃんノートに触れてみたい!!
そんな方に朗報です。
いくつかの商品は、実は
Amazonで販売されています!
ちいさなの印刷所がつくっている商品って、なかなか「どこで買えばいいかわからない」となりがちなものなんですが・・・
Amazonなら安心ですね、いつでもどこでも天下のAmazon。
ではさっそくご紹介です!
個人的に推したいのがこれ。
わたしは5mm方眼大好きマンで、手帳のリフィルもほぼ5mm方眼のメモ用紙しかつかいません。
A4サイズの5mm方眼だと、パタッと開けばA3です。
それだけのサイズがあれば、例えば
- 会議の場でのブレインストーミングで、メンバー全員で書き込む
- 議事録や授業で、図や絵をもちいながらノートをとる
- 資格勉強や受験勉強など、長時間ノートと向き合う
こんなときに最適だと思います。
もちろん通常のノートサイズであるB5もありますよ!
こちらはさっきのノートと比較し、ページ枚数がたくさんあるバージョン。
わたしは日ごろからノートをばっしばしとるタイプなので、普段使いにはこちらのほうがいいかもしれません。
サイズもA5なのでビジネスユース、普段のメモどちらにも持ち歩けるちょうどいいサイズなのが魅力的。
最後はこちらです。
表紙の色もバリエーションがあり、普段使い、仕事使いともにつかえる良質なノートです。
加えてすごいのが、ページをぺりっとはがすことができるそう。
もともとがA5サイズのノートなので、ページをはがすと1枚のA4用紙になります。
A4サイズのおおきさがあると、思考の整理やブレインダンプの書き出しなどでも十分耐えうる大きさになりますよね!
一番ニッチだけど一番汎用性が高そうなノートです!!
まとめ
今日は、お孫さんのツイートからバズって一躍有名になった「おじいちゃんノート」の新作のご紹介でした。
パタッと180度開ける点や、それで特許を取っている点、また・・・なんというか、これだ!という理由はないのですが、なんとなく応援したくなるような、そんな不思議なノートをご紹介しました。
さらに、いまこのご時世を踏まえてなんと、
「抗ウィルスの紙」を使ったノート
までも作っているというから驚きです。
さて、こんな素敵な『中村印刷所』にご興味を持たれた方は、ぜひこちらのホームページも見に行ってみてください。
なんというか、文房具大好きな人間の心をくすぐってきますよ。
ということで、本日はこのへんで。
おしまい。