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文字って…いいよね。

万年筆に興味があるなら・・・!!お試しにぴったりのプチプラ万年筆【使い切り万年筆・プチプラ】

 こんばんは。

 

なんか万年筆の記事ってわりと読んでくださっている方が多いようでして・・・

 

あの、こんなこと言うのもアレかもしれないんですけど・・・

わたしが紹介している万年筆って最低でも1万円クラスのものが多いわけでして・・・

 

ちょっとさすがに「興味があるなぁ」クラスの人に1万円以上の買い物をさせるのもどうかと思った次第でございます。

ということで、万年筆を「試してみる」ということに主軸をおいて、お安くプチプライスで買える万年筆をいくつかご紹介します。

 

ただし、注意点として万年筆の本来の書き味、気持ちよさはだいたい1万円クラス以上でないと味わえません。

今回ご紹介するものはあくまでも「お試し」と思ってくださいね!

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ということで、今回はお手頃価格な万年筆のご紹介です。

 

正直、最近の技術ってめちゃくちゃ進歩してて、1000円以下の価格帯でも十分実用的な万年筆がいっぱい存在します。

 

そんななかでもわたしが使ってきて「これはわたしのスタメンにも負けないぞ?」とおもったものをご紹介。

 

プラチナ万年筆 プレピー

 

 こいつはマジで優秀です。

見た目はクリア軸の万年筆で、中のインクの残量なども確認できる実用的な一品。

書き味は個体差(制作過程のちょっとしたずれなどで生じる差)にもよりますが、おおむねちょっとカリカリとした書き味。

 

といってもカリカリってのが万年筆はじめましての方はわからないとおもうので・・・

 

例えば、会社においてある10本〇円とかって売られてるボールペンって、紙にちょっと引っかかる感じあるんですけどわかりますかね?

これを業界用語(?)で「カリカリする」と表現します。

 

対してたとえばジェットストリームとかだとペンが紙の上をすべる感じがあると思います。

こっちは業界用語(?)で「ぬるぬるする」って言ったりしますね。

 

で、プレピーはちょっとカリカリ寄りです。

紙にちょっとだけ引っかかる感じがしますが、万年筆がどういうものかを知るには十分だと思います。

 

 

PILOT ペチット1

 

Pilot 携帯用カラー万年筆、ペチット1(万年筆タイプ)

Pilot 携帯用カラー万年筆、ペチット1(万年筆タイプ)

  • 発売日: 2014/10/01
  • メディア: オフィス用品
 

わたしが小学生のころに手を出した、本当の本当に最初の1本です。すぐにインクを固まらせてしまってダメにしちゃいましたけど(笑)

 

ペチット1は一見万年筆には見えない「かわいさ」のある万年筆です。

また、カラーバリエーションも豊富なので、インスタ映え系の手帳(ほぼ日とかバレットジャーナルとかトラベラーズノートとか)を使っている方にもおすすめです。

 

これでイラスト書いたりしたらかわいいとおもいますよ!

 

ペチット1のいいところはその小ささです。

筆箱やかばんにひとつ、ぽいっと放り込んでおけるサイズですし、持ち運びに苦労しません。

また、小ささゆえに書きにくいように思われますが、キャップをペンのうしろ(お尻側)につけてあげることでちょうどいい大きさになります。

 

ただやはり成人男性かつ手の大きい方にはちょっと小さすぎる可能性はぬぐえません。

女性や子供向けの万年筆には間違いなく最適です。

 

カラーバリエーションが多いってのもうれしいですしね!

 

 

 

プラチナ万年筆 プレジー

 プレジールも有能です。

 

万年筆はお手入れが大変、というイメージがありますが、基本的に万年筆の最良のお手入れは「毎日使うこと」なんですよ。

というのも、万年筆はペン先にインクを直接送る方式なので、使わないとインクが空気に触れて固まってしまうんですよ。

 

プレジールは「スリップシール機構」というものを搭載していて、「インクが乾きにくい」という特徴があります。

 

万年筆に触ってみたいけど、手になじむかわからない、毎日使うかわからない、という方にもちょうどいいと思います。

 

あとほかの万年筆にくらべてちょっとフォーマルな感じがあるので、ビジネスにも使いやすいかな、と思います。

 

 

 

PILOT カクノ

 Googleで「万年筆 初心者 おすすめ」とか検索するとどこでも間違いなくおすすめされているであろう一本です。

 

それくらい品質がいいし、個体差も少ないものすごいおすすめの商品です。

かくいうわたしはこれが出たとき、一時期1~3万円台のスタメン万年筆の中に食い込んで大学で毎日つかっていました。

 

ほかの万年筆に比べ若干お値段はあがりますが、それでも1000円でこの品質です。

ヤバいです。パイロットこれでいくら儲けたんやろう・・・と思わずにはいられません。

 

また、こちらもカラーバリエーションが豊富で、かつ軸もクリーム色と透明軸の2色展開しています。

 

プレジールと比べるとフォーマル度には劣りますが、お客様とか取引先ではなく社内で使う分には十分な見た目だと思います。

ただ、ペン先がちょっと特殊な(といっても万年筆ユーザーにはなじみのある)FやMという細さ表記になっています。

 

FはFine=細字、MはMiddle=中字の略ですので、手帳などにはFと表記のあるやつを、署名や手紙に使うならMとあるほうを選ばれるのがいいと思います。

 

カクノは本当に「品質:価格」、いわゆるコスパがとんでもなく高い製品です。

 

なので、「ある程度書きやすい万年筆にさわってみたい」「でも1万円はちょっと・・・」という方はぜひカクノを選んでみてください。

 

これまでご紹介したペンに比べてワンランク上の書き味がありますよ。

 

 

 

万年筆は「万年使う」、だからこそいいものを

ということで、本日は「お手頃価格だけど超使いやすい万年筆」をご紹介してまいりました。

 

今の万年筆、とくに国産のものは本当にすばらしい品質です。

実際、今日ご紹介した万年筆はPILOTとプラチナ万年筆のもので、両方とも日本企業ですし。

 

だからこそもっともっと万年筆を使う「敷居」を低く思ってほしいです。

めっちゃ楽しいので。万年筆。

 

ただ、万年筆という名前が指すように、いつまでも長く使える、というのが万年筆の特徴です。

「長く使うならいいものを」とお考えの方や、「この記事のものを買ったけどステップアップしたいな」という方はぜひこちらの記事もご覧ください。

 

 

daily-writing.hatenadiary.com

 

 

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では、今日はこのへんで。

みなさんも、おいでよ万年筆の沼。

 

おしまい。